「考える余白がある」映画は好きなんだけど、この映画は余白というよりも、真っ白なページがたくさんあるせいでのめりこむことができなかった。
1つ1つのシーン、カットがあまりにも長いし、島は喋らなさすぎるし…
いくら抱えてるものがあるとは言え、あそこまで喋らないと人間として不自然すぎる。
回想シーンがもう少しあればなぁ…なんて思っちゃった。
妻夫木聡は表面的な明るさの中に闇があるキャラクターが本当に似合う。
地に足ついた雰囲気自体は悪くなかったのに登場人物の言動が不自然に感じてしまったので勿体無かったなーと。
映画サークルに入ってる大学生が好きそうな映画。