Keito

見えない目撃者のKeitoのレビュー・感想・評価

見えない目撃者(2019年製作の映画)
4.1
盲目の警察官の葛藤と戦い。

家出少女たちに襲いかかる恐ろしい悲劇と運命。

頼りになるのは己の「耳」のみ。

不可解な連続殺人鬼の正体とは?

最近邦画に関して言うと割とアタリ作品に
出会ってる気がしている今日この頃。

吉岡里帆さんの渾身の演技力が光る作品❗️
「盲目」という難しい役所なのに大袈裟な感じが
一切せず繊細に演じていて非常に魅力的です。

内容だと「セブン」似た作風ですが負けず劣らずな完成度で邦画の中では珍しい過激な描写も容赦なくあり全体を通してよりサスペンスフルに。

オススメです!

映画情報

2011年の韓国映画「ブラインド」を日本でリメイクし、吉岡里帆が視力を失った元警察官役を演じるサスペンススリラー。警察学校の卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ。自身も失明し警察官の道を諦めた彼女は、事故から3年経った現在も弟の死を乗り越えられずにいた。そんなある日、車の接触事故に遭遇したなつめは、車中から助けを求める少女の声が聞こえてくることに気づき、誘拐事件の可能性を訴える。視覚以外の感覚から感じ取った“目撃”情報を警察に提示するなつめだったが、警察は目の見えない彼女を目撃者と認めず捜査を打ち切ってしまう。なつめは少女を救うべく奔走し、事故現場で車に接触したスケボー少年を探し出す。やがて女子高生失踪が関連づけられ、連続誘拐事件の存在が判明。なつめは事件の闇へと切り込んでいくうちに、弟の死とも向き合うことになる。監督は「重力ピエロ」「リトル・フォレスト」の森淳一。
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