出てきた瞬間の高杉真宙が林遣都に見えた問題
正直いうと吉岡里帆のポテンシャルをなめてました
これまでの彼女の出演作でいうと『カルテット』や『時効警察』に『音量なんとか』のイメージが強く、コメディエンヌ寄りかと思っていましたが、こういったシリアスな役どころもできる方だったんですね
女優さんというより「どんぎつね」の印象があったので見直しましたし惚れなおしました
でもやっぱりどんぎつねさんが一番好きです
元がリメイクですから目新しいストーリーということはありませんが、盲目の表現だったり、刑事と犯人が対峙した時の明暗や立ち位置で優位性を表現していたり、警察学校時代を入れることで後の5分を違和感ないものにしたりと非常に丁寧なつくりをしていたと思います、あと犯人がずっと無言だったのが好き
個人的には最後の最後の一言のせいで台無しになってしまった感が否めませんが、なかなか悪くない良作だったと思います
