このレビューはネタバレを含みます
アイデアと構成はとても素晴らしいものがあった。
ジャパニーズホラーの中では実にいい出来。
いろいろと新しい見せ方が増えてて楽しめた。
しかし、やはり「なんでやねん」だらけ。
芝居も微妙なのが目についてしまって終始のめり込めず。
クリーチャーデザインも悪くないけど、やっぱり笑ってしまうなあ。
呪われる話はいいけど、なんでお噺の男は助かったのよ。
そのお噺と助かる方法はリンクしていて欲しかった。
少なくとも試して欲しかった。
シライサンに『お前を知っている他の奴のところに行け!』っていうのを。
まあ、ギミックがシライサンを知ってしまったら呪いにかかるというものだったから
拡散することに焦点を当てなきゃならないので仕方ないのだけども。
なんにせよ、僕はルールを破るクリーチャー大嫌いなのよね。
だったら最初からなんとなくありそうなルールの描写なんてせず、容赦なく虐殺してほしい。
見てたら近づいてこないのにワープするってどゆことww
まあこれはかなり個人的な意見。
作品としてはまあまあ楽しかったです。
エンドロールはもう少し素人にもわかりやすく誘導してほしいけど、それは無粋かしら?