無何有郷

パリに見出されたピアニストの無何有郷のレビュー・感想・評価

2.5
ラフマニノフピアノコンチェルト第2番をこんなに感動せずに聞いたのは初めてである。サクセスストーリーという名のご都合主義で、とにかくシナリオがつまらない。出てくる登場人物やその設定全てに既視感がありその描写も上っ面なので何かの映画あるあるパロディMVか何かを見せられている気持ちになる。あと主人公が本当に魅力がなくて、こいつの表情や言動の一体どこに音楽性を見出せばいいのか理解に苦しむ。そして何なんこの邦題。パリって単語つけときゃいいと思ってる?
無何有郷

無何有郷