間に合ったのか、間に合わなかったのか。
児童虐待のみならず、人間の心の機微に無関心だったジョンヨプは見て見ぬふりをしている大人たちのうちの一人だった。
アパートの上下隣の人も先生も虐待には気づいていて、どうすれば助けられるかと思ったり、面倒だとあきらめたり。
こんな風に頼られた時、一歩踏み込むことが出来るだろうか。本当に勇気がいることだと思う。
どうせやるならもうすこしはやく(涙)と思ってしまうが、やっぱり間に合ったのだと思う。
母を知らないから母性がないっていうのは
ちがうと思う。
父も継母もそもそも愛する気持ちがない人達だったんだ。
親から受け取るものだけが愛じゃない。
ダビンがやさしい大人に見守られて
幸せをつかめますように。