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幼い依頼人のmatsuのレビュー・感想・評価

幼い依頼人(2019年製作の映画)
4.2
継母による虐待の実話ベースの映画

継母は日常的に子供たちを虐待していた

10歳の少女ダビンは継母の命令で5歳くらいの幼い弟を1〜2回殴った

継母はその後、尋常ではない暴力をふるい幼い弟を殴り殺してしまう(少女にも同様に暴力をふるった)

継母は殺害の罪を少女に押し付けた

少女は継母が怖くて「自分が弟を殺した」と言ってしまう

裁判で真実が明らかになり継母と実の父親は懲役刑になるが…

継母がもちろん最大の悪だが、実の父親が虐待をほぼ容認していた事が信じられない(父親の言葉「自分の子供なら殺したって文句を言われる筋合いはない」)

更には、マンションの隣室の住人、真下の部屋の住人、小学校の担任の先生まで気づいていながら通報など何も対応しなかった事も信じられない

無関心ってホント恐ろしい、みんな〜周りで困っている、大変な目にあっている人がいたら助けてあげようよ~

一人ひとりが身内はもちろん周りにいる他人にも優しくしてあげる社会であればこんな事が起きるはずはない!!

この事件に関しては、周りで見て見ぬふりをしていた人間たちも完全に悪だと思った

※この映画の子役チェ・ミョンビンが神レベルでかわいいし演技も上手い(韓国映画の子役、凄い子ばっかり)、主役のイ・ドンフィは自然体の演技が良い、継母役のユソンほんと怖かった~
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