たき

英雄都市のたきのレビュー・感想・評価

英雄都市(2018年製作の映画)
3.5
マブリーの無敵感ハンパない。

最近、とみにやさしさに飢えていることを実感してしまいます。

なんの変哲もない、ヤクザ者が、ふとしたキッカケでカタギの美人(これがまたツンデレかわいい)に一目惚れすることによって真っ当な人生を歩もうとするいつものおはなしなんですが。

なんでしょうね、昔ならたぶん、はいはいフィクションフィクション実際の人物や団体とは関係ありませんと斜に構えてたりしたんですが。

ひとにやさしく。

染みるのですな。なんでなんですかね。
バスのシーンとかここたぶん泣くとこじゃないですよね? たぶんね?

政治ってやつはそもそもひとりでは生きられないにんげんがなけなしの知恵を振り絞ってこねくり回すパズルの分際で、徹底的にやさしさを排除しちゃってたりするんですよね。とはいえだからといってひとりで生きられないからひとにやさしくするのではなく、ひとにやさしくしたいからひとはひとりではいられないのですな。なにゆうてるかわかりますか、俺はなんだかわからなくなってきました。

とにかく好きです。

ソヒョンがかわいい。
というか、昔から主人公視点からのマドンナポジのひとにめくらめっぽう弱いのですな。
ラストシーンで満を持したように髪をおろしてくるのもずるいとおもいます。逮捕案件です。
たき

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