青豆

はちどりの青豆のレビュー・感想・評価

はちどり(2018年製作の映画)
3.6
陽射しに輝く髪、木漏れ日が作る影、ローファーの足音、煙草の煙、ウニの強気さと繊細さを併せ持つような表情。
光が多めの映像がとても綺麗。

映画館で見逃してしまってから、ずっと観るのを心待ちにしてました。
しかしながらあまりにも希望が無さすぎて、辛かった。せめて先生だけは最後まで唯一の希望であって欲しかったよ。
日本と似ている部分もあるけど、それよりももっと暗くて根深いものが、キムジヨン然り、現在も韓国には残っている気がする。自殺者の多さもそれの表れなのかなあ。ここから希望を見出していくにはどうすればいいのかという問いを、この映画を観た我々は提示されているのだね、きっと。
青豆

青豆