監督のフェイバリットムービーに「ヤンヤン夏の思い出」があがってて妙に納得した。往年の台湾映画の空気感で1994年の韓国がゆっくりと描かれていく。
その当時の中2の女の子のリアルが何かなんてぼくにはわからないけれど家族からも学校の友達からも孤立してる主人公のウニの描写とか、父権的に振る舞うけどふとした瞬間に涙を流す父や兄の姿とかは場所も年代も違うけど確かにぼくの中にもあったもので見ていてとても息が苦しくなった。
けれど救いのような瞬間もたまには訪れるって事もそれを待ち続けることの辛さも理想化されずに描かれてて嘘臭さを感じずにすんなりと入ってきてとても良かった。今年暫定トップ
あと主人公役の女優がかわいい、インスタフォローした。
