Shelby

ブラック・ウィドウのShelbyのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.6


「 ナターシャ、3000回愛してる。」


丁度直前にMARVEL展を見てきた熱量のまま、映画館に向かい、大号泣して映画館を後にした。

見始めてからも常に頭をよぎるのはナタがエンドゲームで帰らぬ人になってしまったこと。
最初の諜報活動のために集められた偽の家族ごっこでも涙が止まらなかったし、ラストに向けてナターシャがアベンジャーズを家族と大切にしていた伏線も一気に回収される。孤独な暗殺者は誰よりも家族愛に飢え、大切にしたいと思っていた心優しい人物だったことに涙腺崩壊。

そして、ナタの妹を演じたフローレンス・ピューのエレーナ。憎らしいけど憎めない愛嬌と小生意気さがいい味を出していた。ミッドサマーの印象強すぎていつ発狂するかヒヤヒヤしてたけど。
そしてまさかのタスクマスターを演じるのがオルガ・キュリレンコ。スパイ映画に欠かせない存在になってきましたね。火傷で顔半分が覆われていても、美しさは溢れ出ていたなぁ。

エレーナがナターシャのお墓参りをするシーンでホークアイに繋がるのだとは思うけれど、単独映画は出たりするのだろうか?そしてナターシャ自身とはこの映画で見納めになってしまうのが本当に口惜しい…MCUファンとしては堪らない映画でした。

最後にもう1度だけ。

「Natasha,I love you 3000!!!」
Shelby

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