Femind

ブラック・ウィドウのFemindのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

公開が伸びに伸びたナタの単作だったので、久々に映画館でMARVEL作品を観れる感激があった。
結果的にナタの解像度があがって、彼女がエンドゲームでどんな思いで命と引き換えにしたのか、当時よりもより深くナタに対しての気持ちが傾いた。アベンジャーズだけが家族ではなく、他にも心を寄せる家族があって良かったと思った。
妹の奔放さや、父の破天荒な性格、母の優れた科学者故の少し外れた感覚などもバラバラで寄せ集められた人たちだけど、個々で家族という拠り所を求めていた結果が、古巣の破壊というのは痛快だったし、とにかくナタが格好良かった。
諸悪の根源を殴るために、情報を聞き出すために嗅覚の神経を自ら傷めつけたり、ラストでエレーナが飛行機のエンジンに吹き飛ばされたのを見て躊躇わずに妹の元に駆け出して空を落ちていくところ、最後の最後まで贖罪の為に敵対する相手に諦めずにいたところ、彼女の本質は強くて優しくて、とても格好良くいい女だなというのを再確認した。
あのジャケットは妹から貰ったものだったんだなぁ、可愛い姉妹。
ポーズを茶化す妹が可愛かった。
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