めちゃくちゃ面白かったです。
陪審員役を演じた役者さん一人一人にとても魅力があって、中盤の会話劇の様な演出もとても感情移入して楽しめました。
自分もこの陪審員のメンバーに選ばれたらどう振る舞うかな、などと考えながら鑑賞しました。
やはり素晴らしかったのは8番目の男を演じたパク・ヒョンシクですね。
のほほーんとしてて何も考えてなさそうなのに、めちゃくちゃこだわりが強い感じの魅力的なキャラクターを見事に演じてました。
ラストの間抜け面もとっても良かったです。
テーマや内容は非常に重たいですが、彼のおかげでシリアスになりすぎず良かったです。
この映画はとにかく登場人物全員がとても魅力的なので、全く飽きずに鑑賞出来ました。
あとクラシック音楽を使った演出が多々あり、それがこの作品とマッチしていてとても良かったです。