あれくす

8番目の男のあれくすのレビュー・感想・評価

8番目の男(2018年製作の映画)
3.3
日本の裁判員制度とも違いはあるけど、無作為に選ばれた一般人が陪審員として呼ばれる韓国で初めて行われた国民参与裁判。

当時、公的扶助制度で浮き彫りとなった福祉死角地帯の犠牲でもあるひとつの事件を、一般人8人の意見を参考に冷徹そうな女性判事が判決を下す。
お堅い法廷映画ではなく、軽く韓ドラっぽいデフォルメで国民参与の改善点まで考えさせる。韓国映画って問題提起が上手くて感心する。