このレビューはネタバレを含みます
劇場でみなくてもいい映画と、みたほうがいい映画があると一鑑賞者である私は思っている。
それは、制作サイドには大変申し訳ないが、映画をテレビの画面をただ大きくしただけのツールとして理解していると、思われる作品だと感じた時だ。
私は映画館へ映像を体験しに行きたいのだ。
今回のヴァイオレット・エヴァーガーデンは、アニメでは珍しい映像体験をさせてもらった。
恐らく私があんなに素直に感動し祝福を贈りたくなる恋愛ドラマは、今生の中であまりないと思う。
特に実写映画は特にだ。邦画は興醒めするし、洋画は自分ごととしては捉えられない。
私が一個人として、ヴァイオレットちゃんを応援し、画面の中にはいって少佐をぶん殴りたくなる気持ちや、最後にあんなに幸せな気持ちには中々なれない。
ヴァイオレットちゃんの瞳の光一つとっても、引き込まれる。
非常に有意義な時間だった。