映画というかOVA的作品。
テレビ放送の時もだが、劇場版ということでより一層作画が綺麗でいろいろなことが丁寧に描写されている。
前半のキーパーソンと後半の依頼がつながっているが実質2話構成。
1話目のお嬢様学校で令嬢の家庭教師になる話は過去を気になる感じで匂わせて最終的にはヴァイオレットと絆を深めて心を開くのはいつもの流れで展開も読めてしまう。
しかし2話目の話は予想外なことが多く、自動手記に憧れるのではなく郵便配達人になりたいというのが不意をつかれた。
最後の手紙は良かったし感動した。
自分だったらあそこまで近づいたら会ってしまうが、あそこで会わないと言うのが彼女なりの郵便配達員を本気で目指すという覚悟の現れなのかなあと思ったり。