ひろと

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -のひろとのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます


アニメは12話しかないのにヴァイオレットがどんどん感情豊かになっていくのが伝わった。1話1話の物語が一本の映画のように感じられるほど作り込まれてる。映像も凄くて、風景とか街並みも凄く綺麗なんだけど、特に人の表情とか涙がリアルだからめっちゃ感情移入できる。誇張抜きで1話に一回は号泣した!ヴァイオレットの声優さんは進撃のミカサのイメージが強かったけど、聞き心地が良い声だからヴァイオレットのイメージにピッタリだと思う。
テイラーちゃんが可愛すぎて本当に妹にしたい存在。前半はエイミーが主人公で、内気な性格だけどヴァイオレットと徐々に打ち解けていく様子が人間味があって良い。後半は成長したテイラーが主人公で、視点が変わるから見入っちゃって90分があっという間だった。再会するシーンは無くても、名前を呼ぶだけで2人の絆は永遠であるというテーマであるように、2人の絆はこれからもずっと続いていくんだろうなって思った。今回は代筆じゃなくて配達がテーマになっているけど、どちらとも戦後の人にとっては本当に大切な職業だったんだなと感じた。配達は幸せを届けるっていうセリフにはグッときた。今はLINEとかメールで気軽にコミュニケーションがとれるけど、手紙でやり取りするのも趣があってやってみたいと思った。
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