こんな掴みどころのない作品を全員必見みたいなテンションで猛プッシュするフィルマークス良いな〜〜
見てて心地よい風景・何気なくシュールな人々・イカす音楽というやり口はジャームッシュ的に大好きなのだが、平穏のような日常にシームレスに犯罪が存在している、主人公がその犯罪現場に映画的に飛び込んで行かずにBGMがフェードアップして何事も無かったように次のシーンに移る、というのが大きく違う、そこに「パレスチナ」「傍観する人々」の文脈があるのかな、となんとか掴みどころを模索した
レストランでいちゃもんをつける兄ちゃんに「酸っぱいのはワインソースのせいでは?」とマスターが煽り返す?場面は柑橘を作りたいパレスチナ人と葡萄園を掌握するユダヤ人の対立かなとか、結構それっぽい解釈じゃないですか??