このレビューはネタバレを含みます
冒頭に、どういうことかはあんまりわからないけど、とにかくなんだか古典的なノリでこれはコメディなんですよと示される。
以降、どういうことかはわからないという部分が強調されたような軽いシュールギャグの場面がツギハギで延々と。
なんかとにかくいい感じの画・雰囲気(シャレオツ)にこだわっているようで、微笑ましくもあり、ほほ〜なんつってボケっと眺めていたら終わるのかなと思ったが流石に長かった。何か起きそうで一切転がらないか意味がなさそうかの肩透かしばかりでちょっと飽きる。
多分見聞きした文化や状況をデフォルメしてたりもするんだろうなと。ロードムービーでもある。
舞台と共に風景は憧れと皮肉みたいなものに変わって、そこまで一切説明のなかった話が急にメタい感じで動き…出さない。やっぱりそんなには。
結果それなりに露骨な説明もあるのでアホの私にもぼんやりとはわかるような気がしたけど、ちゃんと受け取るにはベースになる知識がいるな…大人なら普通に知ってることなのかな…。
ラストはわりと感動してもいいとこだと思うんだけど(してないけど)。世界のどこにだって同じように人々は暮らしていて。
そんで鳥超かわいい。でもあそこは流石にCGか?