このレビューはネタバレを含みます
どうやらこの頃の貴族は肖像画を見合い写真の代わりにするらしい、ただの趣味かと思ったら違うのね、その時点でお見合いありき、お見合いしたら結婚ありきなんだ
それでごねてた結婚したくないお嬢様だけど、それまでも修道院でいわゆる寄宿生活をしていて、この人のいない島で屋敷に籠っていて、男なんて見たことないんじゃないかと思うけど、この作品、とにかく男が出てこない、名前のついた人物として登場しない、いくらなんでも不自然な気が、メイドが妊娠するくらいだから男がいないわけではないだろうに
それでも心が触れ合って、愛を知り、同時に別れを覚悟して、二人の会話、三人で過ごした5日間で大切な思い出ができて、ラストの涙はよかったよ