り

燃ゆる女の肖像のりのレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
4.0
音もいい 波の音、暖炉の火がはぜる音、炭が紙を滑る音、絵筆がキャンバスを撫でる音etc
選べる人生
ヴィヴァルディ「四季 夏」
続きは音楽の都ミラノで、言われた途端笑顔が曇るエロイーズ
描くことは見ることなのだと思わされる
マリアンヌの赤、エロイーズの緑のドレス 補色
3人で草探したりカードしたり本読んだりのシーン好き
中絶前に扉の外で待ってるマリアンヌの赤、エロイーズの青、ソフィの黃のドレス 綺麗
オルフェについて書かれた本 28ページ
この絵は好き あなたを知ったから
>女性には画題に制限があります
>振り返ってよ
>私を見なかった
永遠の別れにしないために振り返らなかった?

>中絶は悪いもの、出産は祝福されるものと考えられており、全く違うものとしてとらえられがちだが、このソフィの中絶まわりの描写は、実はいずれも女にとっては古くから常に存在している生殖にかかわる行動のひとつに過ぎず、どちらも危険で実際はそう変わらないのだということを示唆するような展開になっている。3人の女性の視点を通して、中絶が女性にとっては喜ばしくはないもののよくあることとしてさらっと描かれている。

https://saebou.hatenablog.com/entry/2020/10/19/000000
https://www.tbsradio.jp/archives/?id=p-548145
り