Tetsu

燃ゆる女の肖像のTetsuのレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
3.7
どんな作品でも言えることだが、「燃ゆる女の肖像」は映画館で観ることで完成される映画と言える。

とても文学的かつ芸術的な映画。
視界に家のカーテンやら時計やらいらない。静寂と暗闇を最大限感じることのできる映画館でこそ輝く。

最初に会ったのは…最後に会ったのは…
彼女は私を見なかった。

お互い、忘れられるはずのない存在。
ただ、二度と交わることのない存在。

友情や愛情では言い表せない、そんな二人。
Tetsu

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