Tetsuさんの映画レビュー・感想・評価

Tetsu

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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.9

ラストシーンね…。
アノーラが望む愛や幸せがそこには…という解釈をしたけれど色んな方のレビューを読むのとフムフム。

中間のドタバタコメディはもうみんなが何かしらかわいそう。可笑しいけれどかわいそう。

劇場版モノノ怪 第二章 火鼠(2025年製作の映画)

4.3

前作より展開が理解しやすかったような。
世界観や言い回しに慣れたというのもあるか?

そのため特徴的な和紙テイストの映像もより楽しめた。

火鼠が、許せないのは一体誰なのか。
理が分かった時の切なさ。

ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.8

オズと魔法使い観たことないけれど、これは…良い…!!!!Dolbyシネマとの相性も良すぎ…!!!!!

結末から始まり、良い魔女と悪い魔女が魔女になる前の出会い、そして魔女となる大きなきっかけまでの前
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Away(2019年製作の映画)

2.8

ネットゲームのストーリー部分をくっつけて編集したような映像。
コレが良いという人も沢山いそうだけど、個人的な好みでなかった。

一人でも死が迫っていても、進み続けることで新しい景色が見え、新しい出会い
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アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.6

判断したことを正しかったことにするために努力を惜しまないというのは、仕事をする上でとてもとても大切だけど、極右思想がそうなると分かりやすく地獄だな。

自分ファーストをアメリカファーストにすり替えて、
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

事実と想像は別にして考えないといけない。想像は大なり小なり事実を基に膨らんでいくから、人間ここを混合させてしまう事が多い。

ただ、想像の基にした事実自体が実は想像であった何てことも多く、何なら事実:
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.7

敗者というのはルールの上に生まれる者であって、そのルールを作ってる人たちが絶対に勝てるルールしか作らないものだから厄介。

そんなクソみたいなルールを超越できる幸せは案外すぐ近くにあるけれど、敗者3部
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

もはや古典作品と言えるかもしれないので、先が読めてしまうという人も多いとは思うけれど、それでも面白く、それがファイトクラブの凄み。

ジャックはタイラーに打ち勝ったのか?
ラストは現実か妄想か?撃ち殺
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.0

おぉ…胸糞映画だ…。
登場人物全員しょうもない嫌なヤツです。

自由や権利と責任は常にセットであるにも関わらず、責任を無視して自由・権利ばかりを主張するSNSは狂ってしまう。

どんな仕事であれ、成長
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

クライムエンターテイメントの最高傑作。

オープニングの入りにやられた。
いきなり、どうなる!?という場面で一時停止したと思いきや、Misirlouが流れながら黒バックにパルプフィクションのフォント。
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

4.5

あくまで実話を基にした作品なので、映画用に多くが脚色はされているそう。
それはそれとして、スポ根映画として笑いあり涙ありの傑作。

自分自身、スポーツには感謝も恨みもあるような人間だけれど、
スポーツ
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エターナルズ(2021年製作の映画)

2.8

生命と宇宙の誕生にまで話しを拡げ始めるmarvel studios。

生命は宇宙のためにあるのか。壮大な弱肉強食。弱肉強食の頂点にいるのが創造主。

壮大なんだけど、人間たちがやってることと結局のと
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.6

ラスト1/3くらい、ブルーボックスが開かれるところから種明かしになる構造。
ただ、種明かしパートでも不可解な演出が散りばめられるので細かい部分は難解。

考察記事読めば、あ〜なるほどね〜!映画の教養も
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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

3.8

超人ではないキャプテンアメリカ。
キャプテンに必要なのは圧倒的な力なのか?ロジャースは力を持ったからこそそれが全てではないことを痛感していたのではないか。
ファルコンならキャプテンとして正しい判断がで
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舟を編む(2013年製作の映画)

5.0

言葉というものに興味関心があるもので、とても面白かった。
小さい頃は辞書に載っているものがこの世の全てであり、新しいものや複数の辞書があるということを理解できなかったなぁと思い出す。

大渡海が完成す
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.9

映像の光の具合がとても好みだったので調べたところ、映画にはカラーグレーディングという役割があるのか。
ビューティインサイドに近い色具合を感じる。

線は、僕を描く。まさにこの通りの作品。
描いて描いて
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.6

マークラファロ演じるバナーから入っているので、どうにも違和感はあるけれど、、、

ハルクが産まれ、17年の時も経て、ブレイブニューワールドに繋がるストーリー。

ハルク誕生というより、ロス長官のストー
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野生の島のロズ(2024年製作の映画)

4.5

甥との初映画鑑賞。
母と子の愛。血がつながってなくとも愛は芽生えるものなんだな。

職業柄、愛のかけらもない親や歪んだ愛を持つ親子というのも見るけれど、逆にそうじゃない、説明のできない芽生えた素晴らし
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

3.7

多側面からのコミュニケーションに関する映画でした。

聴くという作業を意識することで、変われること救われることは沢山ある。

一般的なコミュニケーションにおいては、その後に偏愛があると素敵。

ローレ
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

4.8

邦画ラブストーリーはあまり得意じゃないけど、大豆田とわ子を期待して鑑賞。

今作もとわ子の間に近くて好き〜。大型犬にもみくちゃにされる動物嫌いな大豆田とわ子も観れてよき。

さて、
過去を変えることで
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悲しき天使(1991年製作の映画)

3.5

奇妙な一夜というか、レニングラードカウボーイズな一夜。

ロッキーVI(1986年製作の映画)

-

レニングラードカウボーイズ好きで鑑賞。ロッキーは1しか観たことないんだよな〜よくわからなかった(笑)

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.2

2種のリーダー像、どこをアウトカムに勝負を仕掛けるのかマーケティング的視点、
仕事をするということ、単なるクリエイティブお仕事映画としてだけでなく勉強になりながら楽しめるエンタメ。

働く上での世渡り
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.7

ここからベイビーワルキューレの構想が産まれたと思うの、ある種伝説的な作品とも言えると思う。

ストーリーの薄さは少なからず感じるけど、87分という時間の中でこれだけキャラ立ちしながら、怒涛の緊迫したア
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

4.0

キャラ設定と声優さん演技と相変わらずマッチングが100%!

「娘と夫を迎えにきただけです」名言すぎる。

色んな場所でフォージャー家に会いたい。
ONE PIECEぶりなそんな気持ち。

ランボー(1982年製作の映画)

3.8

戦場では英雄でもひとたび環境が変われば人は手のひらを返す。
ランボーが起こすこの大事件には様々な出来事が積み重なっていて。

PTSDを患っていることを感じさせるシーンもあり、ただのアクション映画とは
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劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

4.7

レイトショーで観たけど、おいおいおい!腹減った〜!

五郎さん、生きててよかったよ。
六朗はたしかに遠藤憲一さんしか考えられないなぁ。

ドラマ版の良さを損なわず、劇映画としての壮大さを兼ね備え、素晴
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.7

「女の○○」は、おじさんが話した言葉から生まれた一方的な価値観や理想。おじさんのために都合良く一般論となっている。
そこに女性自身の気持ちが反映されていない。

なんという名言。

中々、胸糞悪い事件
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レ・ミゼラブル デジタルリマスター/リミックス(2012年製作の映画)

4.5

ミュージカル映画の大傑作。

革命の映画かと思っていたけど人生や愛の映画。
学生運動があっさり敗北してしまうのは拍子抜けしてしまったけれど、そりゃそうね。

ジャベール然り暴力や武力で訴えようとした者
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.6

スクリーンが待っている、で同じ境遇の人がこの映画を見ると「よく耐えたな、よく頑張ったな」と労う感想も多いとの記述があった。
一般観客の方が、この映画からどうメッセージを汲み取ろうかと考えることが多かっ
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ラジオ下神白―あのとき あのまちの音楽から いまここへ(2023年製作の映画)

4.6

被災の話ではなく、好きな歌についての話を聞く。好きな歌を聞いていくと自然と被災の話にもなる。伴奏型支援バンド。

資金が尽き活動は止まってしまっているそう。お金の問題からは目を背けれないなぁ…とは少し
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アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師(2024年製作の映画)

5.0

おもしろい!おもしろい!!おもしろーい!!!
食卓に将生は笑っちゃうよ!

さすが上田監督、飽きないテンポ。実力確かな俳優さんたちで深みに重みも十分すぎる。

設定の細かいことは置いといて、
真面目が
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ゴンドラ(2023年製作の映画)

3.7

セリフ無しな分、観る人によって何を感じるか分かれるのではないでしょうか。

二地点を行ったり来たりするだけの単調な仕事だけれど、それも最後は自分次第。
楽しむ気持ちと出来れば1人の仲間がいれば、こんな
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