係長心得

燃ゆる女の肖像の係長心得のレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
4.1
動く名画🖼という趣。ムダな構図が見当たりません。

静謐な世界。登場人物も少なく、物語に大きな動きがある訳でもないのに、退屈とは無縁の作品。

本作の暗闇と灯火🪔が生み出す陰影は、月並みな例えですが、カラヴァッジョやフェルメールの絵の世界を彷彿させます。

フランス🇫🇷ブルターニュ地方の孤島。海を望む崖と砂浜と天然洞窟。ロケ地も圧倒的に素晴らしいです。

家のテレビでも惹きつけられましたが、
これは完全にスクリーン案件です😅

全編を通じて、音と映像へのただならぬ拘りが張り詰めていて目が離せません。

初見は絵🖼ばかりに目が行ってしまいましたが、演者や脚本も素晴らしいと思います。

フランス🇫🇷映画、完全に食わず嫌いでした。
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