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燃ゆる女の肖像のだのネタバレレビュー・内容・結末

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

女と女が吸い付き、引き寄せられるかのように惹かれ合う映画
燃ゆるのは心であり愛の激動のお話だったのだ
なんてパッショナブルで静謐な映画なんだ

前半が画が綺麗〜〜やっぱコルセットの女性服はいいな〜〜
くらいの感覚だったのに中盤から目が離せなくなって後半はエッチだ…………………としか出力出来なかったの悔しい 女性らしさ的な魅力と、女体の美しさ……………生きた裸婦像…………

君の名前で僕を呼んでの官能(画面の美しさ的に)っぽいかなと一瞬思ったけどまた毛色が異なっていた

エロイーズという名前、作中のギリシャ神話との絡みを感じて良い
この辺の教養があればもっと楽しめたかも

最後、教会の音楽しか知らない「お嬢様」にクラシックを教えたのは私なのに、その会場で必死に、苦しみながら、逃げるかのように私と一切目を合わせない愛した人 余韻すご……


追記
この方の考察見て、背景に塗り重ねるかのように描かれていた情報にびっくりした
18cにおける女性のモノ化という視点があるだけでとても深みが出た気がします
https://cinemandrake.com/portrait-lady-fire
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