えどみっきー

燃ゆる女の肖像のえどみっきーのレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
4.1
画家のマリアンヌは、貴族の娘エロイーズの見合い用の肖像画を頼まれる。エロイーズは、結婚への抵抗から、硬い表情をしていた。それがマリアンヌと心を通わせていく中で、柔らかくなっていく。そして肖像画の完成と、ふたりの別れがやってくる。

印象的で映えるシーンがいっぱい。
自由で広い世界を知るマリアンヌと、結婚を親に決められて外出も満足にできないエロイーズとの対比とか、侍女の堕胎とか、女性の地位を考えさせられるところもあった。
でもそれ以上に、特徴的な表現でなされる2人の愛と別れが記憶に残る。
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