このレビューはネタバレを含みます
とても良かった。
音が本当に少ない映画。
無音か、暖炉の音、油絵具、もしくは衣擦れの音、そして海の音。
これはヘロイーズが音楽にほとんど触れたことがないことの暗喩かなと思った。
だからこそ、焚き火の音楽とラストのオーケストラがとても新鮮に聴こえて、研ぎ澄まされてきた五感になだれ込む「音楽」だった
好きなとこメモ
・海でマリアンヌがヘロイーズの顔を覚えようと見るシーンを横から撮ったカット
・くさはらで花?を探すシーンのひよっこりと草の色
・ラストのヘロイーズの表情
・首
・海の色
・神話と白いドレス