マッシモ

バクラウ 地図から消された村のマッシモのレビュー・感想・評価

3.5
ブラジルの架空の村、バクラウで生じるある異変を描いたサイコホラー。

ストーリー
ブラジル辺境の村バクラウ。村の長老であるカルメリータが葬儀にやってきたテレサ(バルバラ・コーレン)は
葬儀後から村で異変が起こっていることに気がつく。電波が届かなくなる。給水車が何者かに襲われる。謎の飛行物体(この時代にアダムスキー型)が空を飛んでいる…。
そして、彼らのもとに2人組の男女のバイカーがやってくるのだが…。

総評
正直、見るまでジャンルがわからなかったが。この空気感はミッドサマーやらウィッカーマンのあの村に通づるところはあると思う。ただ、ストーリー上彼らは被害者的立場であり、敵対者として現れる者たちと毅然と戦っている。その姿に別段宗教的なものや偏執的なものは感じずただ、生き残るためにちょっかいを掛けた奴らを皆殺しにするというスタンスなだけである。まぁやられて当然の輩しかいないので100%村人に賛同する映画でした。

ストーリー的に彼らの生活や在り方に時間を費やしているのは良かったと思う本筋が村人全員ランボーみたいな話に成り下がらなくてよかったと思う。

あとがき
辺境の村の話を描くときは誰かがフルチンにならないといけない縛りでもあるんですかね…。いえなんでもないです。
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