ヒムロ

バクラウ 地図から消された村のヒムロのレビュー・感想・評価

2.2
ブラジル北東部の山奥にある村バクラウは水利権をめぐる争いで行政と対立中。
そんな村に次々と異変が起こる。
ネット地図からバクラウは消え、給水車への襲撃、ネットが繋がらなくなり、未確認飛行物体が出現する。


2時間ちょいぐらいある映画だが前半1時間ぐらいはかなりゆったりとフリに使っている印象。
ただポスターが完全にネタバレになっているというか、伏線を張ってるであろうポイントが逆に「あー絶対最後こうなるオチだろうなぁ」と思えてしまったし実際そうなった。
それと伏線を張るにしても冗長すぎて退屈だった。

ポスターの件で言うと海外版と違って日本版はUFOが追加されているがこれも正直いらない。
UFOの存在はストーリーを読みにくくする要因ではあるのだがそもそも海外版でもポスターで大オチが描かれていてミスリードになってない。
どころかUFO物を期待して見る人間を増やしてしまうクソ要素だと思う。

一応登場人物の顔だけみたいな海外ポスターもあったのでメインビジュアルはそっちの方がマシだと思った。


ブラジルの集落での地域間でのトラブルみたいなものがかなり根幹にあるので土地柄や時事事情を知っていればもう少し話も入って来やすくなり、楽しめもしたのかなと思う。
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