以下グーフィー短編シリーズ全体の感想
まず、40~50年代のグーフィーは現在定着している子供向けに作られた商業的なキャラクター性は持ち合わせていない
ディズニーはこのキャラクターをまるで人間の一般人として描いているのだ
そうすることで様々な職業や立場を割り当てることができ、表現の幅が大きく広がることになる
これを踏まえて展開される、誰しもが共感できるシチュエーションという土台に
良質なスラップスティックとダークで大人向けなジョークが組み合わさることで素晴らしいコメディとなっている
このシリーズは、グーフィーを単なるおとぼけキャラだと思っている人にぜひ観てもらいたい
きっと、多くの人が「笑われる」グーフィーでなく「笑わせる」グーフィーを目の当たりにし驚かされるであろう