1945年、イギリス、ランカシャー。戦争捕虜収容所に品物を卸している雑貨屋フライアーは、仲間うちでタバコを賭けてサッカーに興じるドイツ人捕虜に目を止める。そこでキーパー役の青年が全てのシュートを弾き返すのに仰天し、自分が監督を務める地元サッカークラブでプレイさせようと画策する。青年の名はバート・トラウトマン。彼は地元リーグで驚異のセーブ力を発揮、終戦後はプレミアリーグのマンチェスターシティFCにスカウトされ、プロ選手としての道を歩み出していく。
「キーパー ある兵士の奇跡」。
以下、私に決定権があればネタバレさせるのだが。
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ドイツ人の戦争捕虜がイングランドでサッカー選手になった話。一言で要約可能な単純なプロットなのに、ドラマ的に起伏があり、サッカー映画としても戦争映画としてもエモーショナルな作品。「これが実話って、結構凄いよね」という思いが後になってジワジワ来るのが良い感じ。マーガレットの彼氏がPKでカタをつけようとするあたり、少年マンガみたいで微笑ましかったな^_^
