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キーパー ある兵士の奇跡のyokoのレビュー・感想・評価

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)
3.6
実話らしくトラウトマン知らなくてもオマンチェ好きなら見るよろし。戦争の描写はそこまでなし、ナチス、イギリス兵、ユダヤ人、的な絡みもそこまでない。主人公や、最初の監督のすっとぼけたやりとりがメイン。サッカー描写もいわゆる現代サッカーではないのでぬるい。てかラグビーみたい。

日本のoasis人気がピークのころのシティ(2000年前後くらいかなあ)はマンチェの弱いほう、水色のダサいほう、ベッカムのいないほう、というイメージしかなく、ギャラガーはなんでこのチーム好きなんや?と思っていたがなかなか歴史のあるクラブでした。てかエンディングノエルだしw

キモは戦犯とかナチス!ではなく、なぜ敗戦国の人間だけが過去をきっちり説明しないといけないのか?だろう。そしてそれをよしとしている風潮。さも人道風にあなたの全てが知りたいの!と詰め寄るキャラクターに主人公は答える。「あなたは自分の1番の恥を話すのか?」

しいていうなら戦犯ボス風の収容されたやつ、あと収容所の軍曹の扱いが雑、その場その場で作りたい絵のため動かされているようにしか見えない。市川海老蔵みたいな顔のチームのキャプテンも笑える。
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