手に汗ずっとじとってた、
息がしにくかった
ああ無情、
少年たちにとっては自分たちの行為は革命のような、憎しみへの足掻きのような
憎しみの中で育ちそれが子供へと繋がれていくまさにこんな世の中に言いたくなる言葉、ああ無情
誰が悪いのか誰が正しいのかと問われたら、多分誰もが悪いんだと思う
だってそう育てられたから
必死に這い上がろうと生きてきたから
だけど悪いのは憎しみや罪であって、
その負の連鎖を止める方法が見つからないだけなんやけど、
その『だけ』がなかなか止められない、
人間の性
フランスが優勝したとき、
ラ・マルセイエーズを歌って一つになった時の彼らはもういない
いくら祈ってもどの神も助けてくれない
イッサの最後の瞳はどこに向かうだろ
希望の光になってくれたら、
彼が許しや救いを見出してくれたら、
ジャンバルジャンになれる