音が少ない映画。
運に見放されてる時って本当に何をしてもついていない。
二日連続の家族の問題による欠勤やタイミング悪く強盗にあったり。
体のことより翌日の仕事を気にかける雇い主マロニーに、妻アビーが罵ったあとに感情的になって泣いてるシーン、ちょっと連れられて泣きそうになった。
荒れていたセブが怪我したパパに優しかった。
お互いが同じ問題を抱えた時にこそ、家族の絆は深まるものなのかな、と。
宅配業者らしく不在票に書き殴る手紙、
ぼろぼろになった体に鞭打って朝早くに仕事に行こうとする父を全力でとめるセブ。
つらい。
なぜここまでして人間は働かないといけないのか。
後味がぼんやりと悪く終わるタイプの映画。
見てる側の受け取り方次第。