RachelGreen

家族を想うときのRachelGreenのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
4.6
日本でも契約は全く同じ。
アマゾン商品扱う会社の契約はこれです。
責任は一切持たないで個人事業主と契約する。
自分たちは美味しい蜜だけを吸い、問題あれば即契約解除。
そうすれば雇用の経費、車などの維持費それらすべてが省ける。
個人事業主とは耳障りはいいけど、最低賃金で契約させられて使い捨てされるだけの大企業に圧倒的に有利なシステム。
末端の配達者は駐車違反、配れない量の荷物、労働時間これらと常に戦ってる。アマゾンが元凶なんだけどこれを受け入れている社会全体があり、労働者のために改善をしていく必要がある。

ケンローチの復活。
まさかのこの歳にして最高傑作じゃないかと思わせる出来で驚きます!
ケンローチの細部ズに渡る脚本は本当にすごい。
配達の仕事について仕事したことある人並に完璧に調べ上げているし、どれを取っても非常にリアル

Sweet sixteen, my name is Joe と並び◎
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