ぎんちゃん

家族を想うときのぎんちゃんのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
4.0
宅配してくれるひといつもありがとう。
介護士さんたちありがとう。

同監督初鑑賞。
引退をとりやめて撮るなんてどんな映画なんだろうと思ったけど、シンプルだったし、今このときに観るべき作品だった。

あの終わりかたでよかった。客観的に観ているつもりが、自分の共通点を考えながら見入ってた。

言葉ひとつひとつにメッセージ性あるし、じゃあどうしたらこの世がよくなるのかもわからない。
でもこのわからないなあというモヤモヤの気持ちを大切に自分の目の前のことを頑張るしかない。

特に印象的なのは「スマホがあの子の命なのよ」っていうところ。こんな世界になっちゃったんだなー。と思ってたけどそのブーメランは自分に刺さってる。