薫

家族を想うときの薫のレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
4.0
試写会にて鑑賞。
父親と母親が早朝から夜遅くまで追いかけられるように働いて家族の歯車がおかしくなっていく。

借金に縛られて休むことも出来ない父親も哀れだし、まだ小さい女の子が毎日家でひとりで寂しくご飯食べるの辛い。

コンビニの店長さんとかもそうだろうけど、個人事業主という名の元に労働者を食い物にしている。
ダニエルブレイクに続き、社会の闇を感じた。

追記
お父さんは家族のご飯やら住むところのため、つまり家族のためなんだけどベクトルが間違ってて他の家族はお父さんと一緒にいたいだけなのにそれが叶わないのが辛い。大切なものに気づく前にお父さん過労死しちゃわないか心配。
薫