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家族を想うときのsomalのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
4.0
めちゃくちゃ気持ちが沈んだので今日は帰ります。
この作品をデートに選ぶときは慎重に。
相変わらず監督ブレないな~なんて感心してしまいました。

作品で取り上げられる個人事業主の問題は、日本でも最近 uber eats の料金の一方的な改訂がニュースになったり、吉本興業の闇営業でも取り上げられたり、身近に感じている人も少なくないはず。

こういった不平等契約の問題は、本来は国が法律で網をかけるべきだと自分は思うのだけれど難しいのかな。

監督の作品は時々、作中の人物に監督の言いたいこと(であろうこと)を語らせるのだけれど、今回は介護士をされている主人公の奥様なのかなって思いました。

自分は宅配業者から荷物を受け取るとき、ミカンとか饅頭なんかを必ず渡しているのだけれど、かえって迷惑なのかな~なんてちょっと反省。

劇場に作品を取り上げた新聞や雑誌のスクラップが飾ってあって、町山氏が竹中平蔵を揶揄していてちょっと笑いました。
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