かずぽん

家族を想うときのかずぽんのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
3.8
イギリスの宅配の仕事についた父親とその家族を通して、過酷な労働環境について描いたケン・ローチ作品。2年前の「わたしはダニエル・ブレイク」は怒りについての映画だと思ったけど、本作はみんな怒ってて失望もしてる。容赦なく家族に起こる不運なエピソード。なかなかに重い内容。イギリスの地方の労働者の状況に驚かされた。日本も同じかなぁ。
映画のなかで車を運転するシーンが苦手。よそ見してる場合まあまあの確率で事故りませんか?本作後半のシーンは事故るんだけはやめて!と思いながら観てました。
娘ちゃんが母親に似てイイ子だったのと息子は根が優しい人なのが救いだった。
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