のこりん

家族を想うときののこりんのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
3.9
元日に観る映画ではなかったと途中後悔。辛い、あまりに辛い。そして感情を物語の中に置き去りにされたまま放り出されてしまった。この物語は決して特別な話ではなく、それが余計に辛くてずっと痛みがひかない。でもこれを映画として表現したケン・ローチ氏はすごい。原題の意味、あと冒頭なんでタイトルにこのポップなフォント?の疑問が、最後の最後でうわーって押し寄せてくる。生きづらい世の中で、どの選択なら正解なのか。もう一度ダニエル・ブレイクもみなおしたい。まだ辛いので点数控えめ。
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