うなぎネコ

家族を想うときのうなぎネコのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
3.7
2019年の映画納め。
暮れにピッタリの映画でした。
しかし、平日昼間のケン・ローチが満席なのは
さすが東京って感じ。意識高い。
大阪(在住)ではないだろうな~

ホント、やるせないね。
イギリスだけじゃないよ。
自分は「今年の年末年始は休みが長いぜ~」と
映画ばっか観てるお気楽独身貴族ですが
親より年取ってるだろうお年寄り達が
寒い冬も、身体はってお仕事されているし…

貧困で独り自宅出産した女性が
翌日からバイト行ってる間に、赤ちゃん死んじゃった事件とか
日本でもそんなニュースだらけ。

年末年始って、「社会」とか「家族」と向き合うタイミングだよね?

  「世界は誰かの仕事でできている」byジョージア 
そして、 まるで「社会」の事なんか見てない
ぬるま湯の政治家が、国民を原料にして私腹を肥やしてる。

夢を見させてくれる、現実から逃避させてくれる映画が好きだけど
ケン・ローチみたいな監督は
やっぱり必要だなと改めて思う。
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