TomoFuna

家族を想うときのTomoFunaのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
4.0
労働者に向き合う客観的なカメラワークが一層気持ちを重くする。役者も極力現地の人を起用してるとのこと。

携帯電話が息子の全てではない。大人も子ども同様、連絡に縛られ、家族みんなで自分を縛るブラックボックスを見ながら下を向いて生きると、集団として歪みが出てくる。

いまの労働環境、賃金だけじゃない格差を重くあぶり出したケン・ローチ監督の思考の現在。
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