真央masao

家族を想うときの真央masaoのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
4.0
「ケン・ローチはすごい」

その言葉だけを頼りに観たけど、観て良かった。

なんと日常を題材にするのが上手い監督さんなのだろう。
今!今ここでエンディングを迎えろ!
と、何度も心の中で叫んだ。
日常に潜むリアルな嬉しさと悲しさが止めどなく溢れるせいで、終わりが見えない。
それが日常だものね。


きっと誰が見ても、4人の誰かに共感できる。そこまで不幸な家族でもないし、何ともいい塩梅で普通の家族だからか。
個人的にはライザの気持ちがすごく分かる…。


海外の映画だけど、近い将来日本でもありえる光景。
その時自分にも、家族がいたらいいなぁ(遠い目)
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