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家族を想うときのdaruma38のレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
3.7
働けど働けど暮らし楽にならず。どこにでもある共働きで夜遅くまで働いている家族。ひとつ歯車が狂うと、生活に余裕がないものだから、吸い寄せられるように破滅へと向かっていく。

父母息子娘、みんな悪人でなく、人がよいのに。観ていて悪い方、また悪い方にストーリーを連想してしまう映画であった。

また、上映中に母親の心の広い思いやりのある性格に癒された。それだけに、非情な上司に怒りをぶつけるシーンは悲しかった。
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