人々を幸せにする効能を持つ新種の花を開発しているシングルマザーのアリスは、その花を息子の名にちなんで“リトル・ジョー”と名付けた。ワーカホリックな彼女は、息子との時間が取れないことに罪悪感を抱いていたのだが‥
分かりやすく派手な出来事が起きるわけではいものの、(良い意味で)しんどみを感じさせられる。こんな描き方の居心地の悪さもあるんだなあって。
自分の思い込みなのかどうなのかはっきりしない状況は妙なリアルさがある。そういう落ち着かない経験って、誰しも多かれ少なかれあると思う。
和風のBGMが良い具合に不安感を煽っていて印象的だった◎