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リトル・ジョーのポのレビュー・感想・評価

リトル・ジョー(2019年製作の映画)
3.5
「リトル・ジョー」という植物に洗脳されていく話

色使いが鮮やかで、研究所の清潔感や異常さが伝わる本当に綺麗な映像でした。

その花の香りを嗅ぐと、何よりも我が子同然にリトルジョーを愛してしまい、人格が変わってしまう。怖いのが、もしかすると家族ですら気付かないほどの変化である事。一見分からない変化でも、一番愛する物が植物に変わる事によって、本人あるいは周りの人物にまで影響を与えてしまう。

あとBGMや効果音に雅楽が使われていて、オーストリアの鮮やかな映像と、日本にとって神聖な音楽である雅楽とのミスマッチな雰囲気がより不気味さを煽ります。

ネタバレです

最後の最後、実はアリスは鼻に詰め物をしてて匂いを嗅いでなかった!洗脳は演技!っていうのを期待して大逆転を待ってたのに、本当に洗脳されてしまって終わった....悔しい....
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