ちぃ

マティアス&マキシムのちぃのネタバレレビュー・内容・結末

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

★3.2 マティアスとマキシムは幼い頃からの友人。マティアスは弁護士で婚約者もいた。一方マキシムは夜バーで働いていて2週間後にオーストラリアに出発し2年滞在することが決まっていた。それを2週間後に控えたある日パーティーで仲間と共に彼らが集まる。友人の妹が映像制作していて彼らはそれに出演することになる。演出上彼らはキスをすることとなる。そこからマティアスの様子はおかしくなる。マキシムとの関係がぎこちなくなる。マティアスはマキシムへの自分の気持ちを静めようとする。しかしきっと2人の気持ちの中には同じものがあったはず。マキシムがオーストラリアで働くためにマティアスの父の推薦状が必要であったがマティアスはそれを父親からもらっていたにもかかわらずマキシムにはまだもらえていないと嘘をついた。私的にはマキシムと離れたくない気持ちでそれをもらっていないと嘘をついたのかなと。マキシムの旅立ちの日も顔を合わせずにマティアスはしようとする。しかし友達がマティアスとマキシムを会わせる。

服の何とも言えないダサさが現実っぽい。マティアスのいつも同じデニムのジャケットが気になって仕方がない。

窓に焦点を当てたシーンが数々出てきてそのたびに絵画の様で印象に残る。美しい風景も。最後、マキシムが家のドアを開けるとマティアスが待っているシーンも印象に残っていた。あとはマティアスの家で見つけた彼が7歳の時に描いた、「M達の牧場」の絵。ちょっと弱いし、彼の作品は意図しているところが難しい部分がたくさんある。今回はそこまでの感動は感じなかったかな。
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