ヒラノ

バワリイのヒラノのレビュー・感想・評価

バワリイ(1933年製作の映画)
4.5
ラオール・ウォルシュ監督のエンタメ作品。ウォーレス・ピアリーとジョージ・ラフトによるコメディタッチの痛快作。名子役と言われたジャッキー・クーパーが対立する二人の間に入り和解になる物語となっているが、この部分はホームコメディを狙ってのことだと類推するが、あまりうまく行ってない。むしろジョージ・ラフトのコメディ演技、これは貴重だった。私の印象ではギャング映画に出演する女たらしスターだったが、この映画を観ると、好感が持てた。これは「鉄腕ジム」のエロール・フリンと同じ。ラオール・ウォルシュ監督の采配の妙か。
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