バワリイの作品情報・感想・評価

『バワリイ』に投稿された感想・評価

最初に流れる歌の歌詞から『夢見通りの人々』を連想したせいもあるかもだけど、森崎東の源流感じた。最高!!
94

94の感想・評価

4.0
イカれたガキが最高だったし、男2人がただ喧嘩してるだけで楽しい。
呆気ない和解はGOOD。
ラストの従軍オチはズコーッってなる。

1933年。ラオール・ウォルシュ。
猥雑な街で主人公2人がご陽気に喧嘩するほのぼのムービーなんだけど、ガキはとんでもない差別主義者で女性嫌悪だったり、最後はなぜか米西戦争の志願兵となって愛国的になっ…

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人間が人間を手当たり次第に殴り、葉巻は常に爆発する。猫に同一化する子供。この子供が劇中最強のミソジニストかつレイシスト。
ウォーレス・ビアリーが忘れられた人間になる瞬間は真に感動的なシーンであり、だ…

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人物もその所業も無茶苦茶なバワリイ地区に、法とは別の秩序で動く顔役。
そこにビールメーカーという資本と戦争が介入していくことで結果的にゴタゴタは丸く収まっていく。
tko

tkoの感想・評価

3.5
Rec.
❶24.04.20,シネマヴェーラ渋谷/ウォルシュを観て死ね!
um

umの感想・評価

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酒、喧嘩、セクハラなどなど、男たちの子供じみた悪徳の数々を笑う映画で、最終的に男たちの友情に着地するが、ところどころ現れる不穏な画面がそれまでの愉快な喧騒から冷ややかな距離を作り出す──ラフトの飛び…

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こういうの見ると友人に暴力振るってもいいように思えてくるからマズいね。
ガキまでチャンプに蹴りを食らわす活きのよさ。
フェイ・レイが酔った勢いで足を振り上げるとこで悶絶。
cil

cilの感想・評価

3.5
拳骨が暴力ではなくコミュニケーションとして登場するのはフォードとウォルシュの共通項だが、こっちは更に見世物性が強い

荒んでいるが魅惑的、『チャンプ』と酷似した裏町の憩いの場はやはり汚い酒場。

町の人気者二人が何かにつけて喧嘩しまくるだけで、破綻を踏み越えたビアリーとラフトはコマ落としの大決闘へ向かう。このボロ街…

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