RachelGreen

その手に触れるまでのRachelGreenのネタバレレビュー・内容・結末

その手に触れるまで(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

父親のいないアハメッドにとって老子や宗教は唯一の父親的存在であり、自らを救ってくれる対象である。
だが同時に殺意を抱かせる原因でもある。
元来まじめな気質の主人公は宗教的な教えにも忠実に生きようとし過激派思想に傾倒する。
殺すために壁から抜いた杭で、自身を助けるために救助を呼ぶ。
救ってくれたのは。。。

もう一つの救いは彼がドンくさかったこと。。。
なかなか切り込みづらい題材を多くを語らず映画にした事をまず賞賛したい。見てよかった。
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